5月の千葉ロッテマリーンズ成績

少し遅くなりましたが、5月の千葉ロッテマリーンズの成績を振り返っていこうと思います。
4月は12勝12敗で終えることが出来ましたが、やはり5月は例年通り負けが混み、10勝14敗と借金を4つ抱え込む結果となりました。
どうもゴールデンウィークで貯金をするイメージがなく、ソフトバンクに3タテを喰らうなどの厳しい1か月となりました。
打線が湿り気味になってきたのと、石川、ボルシンガー以外に頼りになる先発がいないというのが心配なところです。
但し、シーズン前は「実績のある先発が涌井と石川しかおらず、この2人は2017年が良くなかったから、2018年のロッテの先発は崩壊するかも」という想定よりは持ちこたえています。涌井が微妙ではありますが、石川の復活とボルシンガーの当たりは大きいです。
この2人に続く先発が出てきてくれれば、Aクラス入りも夢ではないはず。
まずは交流戦を上位で終えることを期待したいと思います。
5月順位とチーム成績
(引用:Sportsnavi)
6月3日現在の画像であり、5月終了時点での順位表ではありませんので悪しからず。
5月終了時点では22勝26敗のパリーグ5位であったマリーンズ。
圧倒的に本塁打数が少なく、盗塁のペースも落ちたことであと1歩のところの得点が及ばなくなってきました。
また、防御率こそ現時点では4点台を切りましたが、負けた試合は基本的に投手が粘れなくて負けています。
打者は3得点が通常運転で、しかしそれでは防御率4点のマリーンズ投手陣では、勝ち切ることが難しいのですね。
なんとか攻撃陣は4点以上をもぎ取ってもらいたいところです。
そして、4月の終わりから始まりましたセパ交流戦。
今年もマリーンズは挑発ポスターで話題性を呼んでいましたが、肝心の成績はというといきなりヤクルトに負け越しスタート。
本日広島に勝ったことで、3勝3敗に戻したところですが、交流戦大得意のソフトバンクは6連勝。楽天以外の他のパリーグのチームも4勝2敗というハイペースが続いています。
つまり、今年も「負けられない」戦いが続く見込みで、ここから6月17日まで続く交流戦で上位チームに離されないようにしなければなりません。
残りの4チーム相手に8勝4敗という2勝1敗ペースで行ったとしてもパリーグ5位のままの可能性も十分にありますが、とにかく今は目の前の試合を勝ち切ることだけ考えましょう。
注目の選手
投手陣を引っ張っているのは石川とボルシンガーで、この2人がいなければもっと悲惨なことになっていたでしょう。
打者では中村奨吾が高い打率を維持していますが、基本的にはどの選手もパッとしない成績でした。
外れ外国人と思われたドミンゲスがすでにチームトップの6本塁打を放ったというのは嬉しい誤算で、福浦の2000本さえ終われば、6~7番くらいで当たりくじとして使うのもアリでしょう。
角中は少しずつ調子が上がってきているのは素人目に見ても明らかで、このまま打率3割まで右肩上がりで行ってくれると嬉しいですね。
また、鈴木大地が今年は苦しんでいるようで、大地がせめて打率.260くらいまで上げてきてくれると、下位打線での得点力が改善されるはずです。
一方、先発投手は現在①石川②ボルシンガー③涌井④渡邉⑤有吉⑥土肥となっており、「オルモス」「酒井」「二木」「大隣」「唐川」は”行方不明”となってしまいました。今日の投球で土肥の先発ローテの座は他に明け渡されるようですが、ここで上がってくるのが酒井や二木なのか、それとも他の投手なのか。
いずれにせよ、この「6人目」の投手の勝ち負けが今後チームの順位を大きく左右してくることでしょう。
今日のように早い回から中継ぎ投手を出さざるを得ない状況を作ってしまうと、7月以降の夏場に痛い目に遭うのは明らかです。
昨年9勝を挙げた二木康太の1軍復帰を切に願います。
6月3日時点でまだ借金3ですから、この交流戦で何としてでも貯金を作りたい!
マリーンズ、ファイティング!!
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