2018年度選手評価 9・福浦和也

急激な衰えから、厳しいと思われていた2000本安打を遂に達成しました。
2018年はチーム順位よりも福浦の2000本の方が大事だと考えていたロッテファンも少なくないでしょう。これは井口監督が、「絶対に達成してもらう」と全面的バックアップをしたことによる結果でもあり、井口監督には「ありがとう」とお礼を言いたいですね。
また、ボロボロの肉体を必死にメンテナンスし、苦節25年で達成した福浦の底力に、やはり「凄い!」と言いたくなります。来季はさすがに今季ほど1軍の試合で福浦を目にすることは出来なくなる可能性が高いですが、それでもまだ現役を続行してくれるので、若手は今のうちにその背中をよく見ておいてもらいたいですね。
2000本安打を達成した福浦和也の2018年シーズンの成績は以下の通りです。
82試合 181打数 38安打 打率.210 1本塁打 11打点
やはりプロ野球はファンあってのスポーツで、福浦の人気の高さは本当に凄いと再認識したシーズンでした。私自身、福浦が登場するとテンションが上がりましたし、ヒットを打つとさらにテンションが上がりました。ファンの声援も物凄く、打率こそ低いものの試合に出す価値は大いにあったと思います。
ロッテがやっと黒字を出せたのは、福浦の貢献はめちゃくちゃ高いと思います。
母校の習志野高校の吹奏楽部の応援も素晴らしい企画でした。美爆音とマリーンズファンの応援がコラボするなんて、本当に夢のようでした。
2018年は井口政権になって1年目でまだ優勝を狙えるわけもなく、その予想通りチームは低迷したことで、福浦がスタメンに名を連ねても何ら不満はありませんでした。
もちろん打率こそ低いままでしたが、今年のチームの状態からしたら全く問題なく、むしろ後半戦は福浦のヒットが我々ファンの生きる希望だったと言えるでしょう。
来季も現役続行するとのことですが、残念ながらよほどのことがない限り、1軍の試合出場は減ると思います。
2018年シーズンも体力的にもかなりキツそうでしたし、どちらかというと現役を続けながら、藤原などの若手に2000本安打打った男の背中を見せる役割となってもらえればと思います。
とにかく2000本安打、本当におめでとうございました。感動をありがとうと言いたいですね。
10段階評価:10(ロッテの2018年黒字に最大級の貢献)
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