2018年度選手評価 3・角中勝也

オープン戦での守備によるフェンス激突で、胸椎圧迫骨折からスタートした角中。
5月上旬にやっと1軍復帰したのは良いものの、首位打者・角中勝也のキレはなく、やはり怪我でリズムを狂わされてしまったように思えました。
そんな角中ですが、取得したFA権は行使せず、来年もマリーンズの一員として一緒に戦っていくこととなりました。
2度の首位打者を獲っている、マリーンズ現役唯一の一流打者の角中には、来年は打率3割は最低ラインとして奮起してもらいたいところです。
2018年シーズンの角中の成績ですが、
112試合 411打数 109安打 打率.265 7本塁打 57打点 3盗塁
という結果に終わりました。
角中の実力から言えばこの数字は駄目と言わざるを得ない数字であり、32歳となる来年も似たような数字ですと、角中の評価がガクッと下がってしまうものと思われます。
もともと俊足であったはずが、盗塁数は3と寂しい数字です。近年では脇腹や背中などを痛めたという話も多く耳にします。その影響なのか、自慢の走力に陰りが見えています。
怪我なく万全な状態を作るのもプロとしての必須事項ですし、年齢的にも来季は怪我をしている場合ではありません。
2018年は5月に角中のシーズンが開幕。交流戦では打率4割超えで交流戦首位打者を獲得しました。
しかし、夏場から秋にかけてはスタミナ切れなのかさっぱり打てなくなりました。
これも単に怪我の影響なのでしょうか。明らかに7月を境に別人となってしまったのは気がかりです。ファールで粘った末にヒットを打つというシーンが減ったようにも思えますし、粘った末に内角カットボールに空振り三振というケースが増えたようにも思えます。
来季は怪我なく3割復帰。これはマリーンズのAクラスには欠かせない要素だと思います。
頼むぞ、角中!!
10段階評価:5
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