2017年度選手評価 66・岡田幸文

33歳・岡田幸文の2017年度は、31試合に出場して33打数0安打、打率.000でした。
テレビで、「給料泥棒です」と笑えない自虐ネタを言っている場合ではなく、来季活躍出来なければ一気に戦力外候補へと落ちぶれてしまう可能性が高く、絶体絶命だと思います。
2017年はオープン戦で打てなかったのにも関わらず開幕スタメンでしたが、案の定シーズンでも打てませんでした。
最初の1本が出ないことで全てが空回りしてしまった感は否めず、来季こそは早いうちに1本欲しいところです。
但し、長打は殆ど有り得ないということを考えると相手投手からしたら全く脅威ではなく、盗塁が大してうまくないことも相まって、攻撃では現状まるで戦力になっていないのも事実です。
打てないのは分かりますが、いい加減極端にバットを短く持つのは卒業したら?と思わせる非力っぷりで、せめて盗塁を量産してくれなければ割に合わないでしょう。
守備は文句の付けようが無いレベルの高さですので、やはり岡田の課題は打撃と走塁。
特に井口監督は足を使った野球をしたいと言っている以上、盗塁の技術はあるのと無いのでは大違いです。
個人的には「野球は守備から」だと思っているので、守備の良い岡田にはなんとか1軍レギュラーを再奪取し、打率.250以上、30盗塁はやってもらいたいところです。
ぬるま湯でゆるゆるなロッテの中では珍しい、育成枠からのハングリー精神を持った選手ですので、40歳近くまで野球が出来るようここから踏ん張ってほしいと思います。
2017年総合評価:1
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