2017年度選手評価 29・西野勇士

5試合で2勝3敗、防御率4.73という散々な結果に終わった西野勇士。
守護神から先発へ転向しましたが、ストレートは140キロ行くか行かないか、そしてまるでキレの無いフォークと「こんなんでどうやって2桁勝つつもりなんだ?」と問いたくなるようなスケールの小ささで、9勝を挙げた2013年とはまるで別人のようなピッチングでした。
ここまで腕が振れていないのでは勝てるわけもなく、ピッチャーの基本とは何かを思い出してもらいたいです。
肘の具合が良くなかったという話をチラホラ聞くのですが、それであればしっかりとコンディションを整えるところから始めて欲しいですね。
中途半端にやって1軍で活躍し続けられるはずは無いですし、今まで守護神として伊東監督に酷使された身体はここでしっかりとケアしてもらいたいと思います。
来季のマリーンズ先発投手陣は層が薄く、上位に行くなら西野の活躍も必要不可欠です。
そのためにはコンディションを整えるところから始めて、安定して140キロ以上を投げられるようなスタミナを付けて来季に臨んでほしいです。
140後半を投げられるスピード、伝家の宝刀・フォークが得意球種であり、右の本格派としての潜在能力はチーム内でもトップクラスですから、来季の再燃に期待したいと思います。
2017年総合評価:3
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