2017年度選手評価 28・松永昂大

「Youは何しにマウンドへ!?」とTwitterで何度か呟いた記憶の通り、とにかくヘロヘロのピッチングの印象が強い松永。
けん制悪送球や死球、代わってすぐに逆転タイムリーを許すなど、ファンのイライラが募ったピッチングだったのではないでしょうか。
しかし数字としては50試合に投げて1勝3敗0S、防御率3.22という好成績を残しています。
これは、他の投手のランナーを返してしまうことが多かったことが原因で、自責点は他の投手に付いているのだと思います。しかし、数字的としては優秀な数字ですので、なんとも評価のしにくい投手です。
今までフル稼働で使い倒してきた経緯も踏まえると間違いなく陰の功労者ではありますが、2017年の松永はファンもベンチもそこまでの期待も安心感も無かったことでしょう。
ふてぶてしいのは抑えたときは良いですが、打たれるときはあっさりに見えてしまうというデメリットもあり、リスクの大きいキャラではありますよね。
テンポも悪いですので、なんとなく見ていてスッキリしないのですが、藤岡が先発に戻るとなると他に左投手のセットアッパーがいませんので、松永に頼らざるを得ません。
個人的にはメンタルの強い選手は特に好きですので、そのふてぶてしさをプラスの印象として捉えられるような活躍を期待しています。
2017年総合評価:6
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