美馬がFAでロッテが獲得参戦?プロテクト予想をしてみた

楽天の美馬学投手(33歳)がFA宣言をしたことによって、千葉ロッテが獲得に向けて調査を始めたとのニュースが入ってきました。
美馬としては、関東でプレーしたいと話しているようで、ロッテか巨人かと言った様相を呈しています。
調べてみると、井口と美馬は同じ事務所に所属しており、一緒にご飯も食べに行く仲のようです。
つまり、井口監督が美馬を誘った可能性は十分に考えられ、美馬としても、「最悪でもロッテが獲ってくれる」という安心からFA宣言した可能性があるのかなと思います。
33歳という年齢が少し気になりますが、今のロッテの投手陣からしたら、実績のある投手は戦力にプラスに働きます。
とは言え、今季の美馬は8勝5敗の防御率4.01で、通算成績は51勝60敗、防御率3.82という何とも言えない成績です。
9年間のうち二桁勝ったのは2017年の1回のみで、そもそも勝ち星が先行してシーズンを終えたのも数えるくらいしかありません。
あまりマイナスの面を取り上げるのは気が引けますが、美馬は楽天ではBランクの選手。
大事なロッテの若手ホープたちが補償に晒されるのはもっと気が引けますよね。
そんなワケで、仮に美馬を獲得した際のロッテのプロテクトを予想してみます。
プロテクトされる選手は大きく分けて2タイプ
これは私の意見ですが、プロテクトされる28人の選手は、大きく分けて2タイプに属すると思います。
- スタメンで使いたいレギュラー
- 数年後のチームを担うであろう期待の若手
当たり前ですけど、この2タイプ。
逆に言えば、この2属性以外の選手はプロテクトから外さざるを得ないということになります。
ファンからすれば期待の選手でも、上記2タイプに属せない若手なんかも出てきてしまいます。
28人しか守れないので、全員はプロテクト出来ないのです。
うーむ、ファンとしては辛いですね・・・。
プロテクト予想の28選手
というワケで、上記2タイプに沿って私なりに考察してみました。鈴木大地は今回はFAで流出していないことを前提に考察します。
もちろん、様々な意見があると思いますので、皆さんの意見はお気軽にコメント下さい!!
【外野手】4人
角中(①)、荻野(①)
藤原(②)、山口(②)
【内野手】6人
大地(①)、井上(①)、中村(①)、藤岡(①)
平沢(②)、安田(②)
【捕手】2人
田村(①)
柿沼(②)
【投手】16人
涌井(①)、石川(①)、西野(①)、種市(①)、二木(①)、岩下(①)、唐川(①)、酒居(①)、松永(①)、益田(①)
佐々木(②)、東妻(②)、土肥(②)、成田(②)、中村(②)、小島(②)
選ぶのが難しい28人
いかがでしたか?
恐らく、「えー、〇〇入れてないとか無いわー」という意見も沢山出てくると思います。
正直、選ぶの難しすぎます。笑
外野で言えば、中堅の岡と加藤、ベテランの清田は思い切ってプロテクトから外しましたが、正直微妙なところです。1人獲られても残り2人+藤原や髙部を使えば良いかという楽観主義的選択です。
内野では、香月なんかもプロテクトしたいですし、キャッチャーは吉田を外して柿沼を守るのが妥当なのか、正直微妙なところですよね。
そして投手ですが、ここではベテランの内を外しました。また、大谷と南、有吉という実績のある中継ぎ3枚、そして今季フルで回転した東條も外しました。この辺の選手たちは、怪我であったり1年しか実績が無かったりと、楽天側としても本当に欲しがるか微妙なところだと思います。
楽天としては、嶋が抜けるので捕手を欲しがる可能性があります。また、今江が引退で、銀二がFA検討中の為、内野も有り得ます。そして美馬が抜けた分の投手も有り得ますが、結局のところは、上記のような選び方をせざるを得ないんじゃないかなと思います。
所感
個人的には、既存の選手を取られてまで美馬を獲得するメリットがあるのかは疑問です。
たしかに最低でも年間100イニングは喰えますし、2桁勝利を1度すらしたことが無い選手が多いロッテの投手陣たちの中では貴重な存在になる可能性もあります。ロッテの現戦力では実績すらない選手だらけですからね。
しかし、防御率であったり、補償であったり、年齢であったり、個人的にはためらってしまう要素が結構あるかなと思います。
もちろん、ロッテが獲得すれば一生懸命応援します。疑問を呈してはいますが、FA宣言をした美馬自身は別に何も悪くないですからね。
考察はこの辺にして、今は大人しく続報を待つとします。
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