【千葉ロッテ×2019交流戦】初回のみエース石川と終始エースの菅野

大事な巨人3連戦は、1勝2敗で負け越し。阪神戦に続いて負け越しとなり、非常に厳しい交流戦の序盤となりました。
昨日は楽天以外のパ・リーグチームはどこも負けたというのは朗報ですが、それでも他のパ・リーグチームに比べれば、ロッテは置いていかれ始めている状況です。
まあそんなわけで今回は、昨日の3戦目の試合を振り返っていきます。
昨日の先発はロッテが石川で、巨人が久々の登板の菅野。
「あ~、今日は菅野かよ。運が悪いな~」と誰しも思っていたでしょうが、初回の石川の投球がキレッキレで、一瞬期待をしたファンの方も多かったのではないでしょうか?
ストレートがコーナーに決まり、初回から3者連続三振。これはエース石川でした。
しかし、2回以降はいきなり別人と化してしまった石川。大城、陽、若林、炭谷と4連打を浴びてあっさり2点を先制されてしまいます。
その後、3回、4回と一発を浴びながらあっという間に6失点。5回も持たずにノックアウトされてしまいました。3勝2敗で迎えた昨日の登板は自身の成績的にも非常に重要でしたが、全体的に2回以降はコントロールが甘かったように思います。
一方の菅野は、ヒットや四球は出しながらも、6回2失点と試合を壊しませんでした。ピンチになるとギヤが一段上がり、6番の菅野なんかは遊ばれていましたよね。
さすがは巨人の、球界を代表する投手です。そこそこの調子でも、きっちりと試合を作ってきます。
そして打線の方は、今日も大地がホームランを放ったのは良かったのですが、やはり下位打線がお荷物過ぎます。
三木が1本ヒットを放ったのは良いにしても、DHの無い打線で、6番~8番までの打率が低すぎます。
キャッチャーの江村はまだしも、レフトを守った6番菅野が慎重にも満たない打率というのは寂しすぎます。
初回のチャンスでの三振なんかは、完全に巨人・菅野に舐められてましたよね。ストレートに全くタイミングが合っておらず、そもそも足を上げるタイミングが遅すぎて、相手バッテリーからしたら、ストレートを投げておけば安心という感じが見て取れました。
本来はストレートに強いバッターだったはずなのですが、1軍の投手に対応できるような「間」が抜けています。始動が若干遅いように感じます。
流石に身長にも満たない打者は観たくもなく、せめて平沢大河や加藤翔平を使った方が良いのでは?と思ってしまう今日この頃です。
ショートの三木も、打率2割を切るようであれば鈴木大地がショートを守って別の打てる選手を入れた方が良いですね。
守備は重要とはいうものの、流石にここまで下位打線が弱いとなると、打てるバッターが必要です。
しかし、かといって「コイツを出しておけ!」という選手も目立っておらず、投手含めて選手層の低さが露呈されてきました。
私的には、まだ実績のある細谷をスタメンで使うしかないかな~とも思っています。キャッチャーも、江村や柿沼には悪いですが、田村も吉田もいない以上は、帰ってくるまでベテランの細川の力を借りた方が良いと思います。
今の細川でも、試合に出続けていれば打率.250くらいは打てそうな気がしています。リードや細かいテクニックもベテランだからこその技術がありますし、年齢以外のバランスは良いのかなと思います。
いずれにせよ、打てる選手が今はマストです。投手陣が不安定なのは前から分かっていたことですから、とにかく打ち勝つしかありません。
そして、明日からのDeNA戦では、なんとか勝ち越しで終わってZOZOマリンでの習志野デーに備えてくれることを期待しています。
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