【千葉ロッテ】2019年度選手評価 11佐々木千隼

今回は2016年のドラフト1位、佐々木千隼の評価になります。
昨年は怪我で登板が無かった佐々木ですが、2019年シーズンは来季に繋がる7登板であったと思います。
当初想定していた先発ローテの投手が軒並み不調だった2019年ですが、そのおかげで若い投手の先発のチャンスも数多く回ってきました。
そんな中、シーズン途中から先発ローテに入った佐々木千隼ですが、なかなかに良いピッチングを続けることが出来ました。
防御率は2.53という立派な数字で、打たせて取るピッチングがハマっていたように思います。勝ち星は2勝1敗で、そのうち先発は6度。
欲を言えば平均5回を投げ切っての降板が多く、来季は最低6回までは投げて欲しいところです。
投球の方は、ストレートはそこまで強烈には見えませんが、サイドスロー気味に投げる横の変化球が良い味を出していました。
特に効いていたのが右に抜けていくシンカーで、左打者の外角に沈むこのシンカーは余程の打者でない限り打てないでしょう。
今年のドラフト1位で大船渡高校の佐々木朗希を4球団競合の末に獲得し、佐々木が二人になりました。
しかし朗希に負けじと、佐々木千隼だって外れ1位・5球団競合の大型素材です。
種市、岩下、二木の高卒3トリオに並んで佐々木千隼と小島の大卒コンビが本格的に大成したら、下には佐々木朗希も控えていて、ロッテは間違いなく投手王国になります。
もう楽しみで仕方ないですよね!
ルックスも良い佐々木千隼の活躍は、ロッテの女性ファン獲得に大きく貢献してくれるでしょうから、26歳の来季の活躍はマストです。笑
個人的にはロッテの投手の中で1番期待している投手で、来季こそ開幕からローテに入り、2桁勝って欲しいと思います。
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