【千葉ロッテ】2019年度選手評価 10加藤翔平

今回は、ニックネーム「ホース」こと、加藤翔平の評価記事になります。
2019年シーズンの加藤翔平ですが、開幕ダッシュには成功しており、持ち前のパンチ力に加えて引き付けて逆方向にも打球が飛んでいました。
しかし、良かったのは再序盤だけで、みるみる例年の加藤に戻り、扇風機化が始まってしまいました。
打率は悲しみの.202で、ハマった沼から出られずにシーズンを終えてしまいました。
28歳という年齢的にも大事なシーズンをこのような結果で終わってしまったことは加藤の評価的にはとても厳しくなることは必至で、このまま「身体能力は高い」と言われ続けて終わってしまわないように何か違った試みが必要かもしれません。
真面目に考えすぎてしまうように見える加藤ですが、もう少し自由にのびのびとプレーしても良いんじゃないかなと思います。
また、ここまで来るとがむしゃらに練習というよりかは、投手の配球であったり、状況に応じたバッティングなど、頭を使ったレベルアップの仕方を模索した方が良いような気がします。
また、せっかくの俊足ですし、伊志嶺という足のスペシャリストもいなくなってしまうので、盗塁の練習をもっともっとやっても良いかもしれません。
いずれにしろ、身体能力は高いものの、これといって秀でた結果を残せていない加藤翔平に、ファンのこちらとしても「どうしたものか・・・」と頭を悩ませてしまいますよね。
角中、荻野、清田は年齢的に衰えが見えてきておかしくないですから、30歳手前の加藤にはまだまだチャンスが回ってくる可能性が高いです。
そのチャンスを、平沢、安田、藤原や髙部などの若手に取られてしまわないように、来季の加藤は間違いなく正念場と言えるでしょう。
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